本気でオブジェクト指向モデリングするなら 2005-06-21
この本にある技を使うと、UMLの図の目的がわかります。
ユースケースモデルが何のためにあるのか、クラス図は何を表すものなのかがはっきり理解できました。
しかもとても簡単な技で!どうしてこんな簡単なことを誰も教えてくれなかったのでしょう。
モデリングはプログラミングと同じく、実際に手を動かすことが大切です。本ばかりたくさん読んでもモデリングできるようにはならない、ということがよくわかりました。この本を読む人には、実際に手を動かしてみることをおすすめします。目から鱗が落ちます。
教養を身につける人向けではなく、実際にオブジェクト指向モデリングをしたい、という人向けの本だと思います。
初心者が読むにはまだ早い 2005-06-04
この本は、UMLを使用して設計している経験者が改めて学びなおすときに最大の効果を発揮するような、自分の設計方法を見直す本です。
初心者がどうやったら設計できるか、を考えるときに読んでもあまり効果はありません。結局どうすればいいか、この本には書いてないからです。
この本で設計ができると思わないようにしましょう。
モデリングと品質 2005-05-10
この本はUMLの教書というより、著者の実体験をもとにした「生」の声。自然に頭の中に入り込んでくる感じを体感できると思います。
この本の最大の特徴は「品質」へ踏み込んでいること。ソフトウエア品質は難解でアカデミックな領域と思われがちだが、モデリングとうまく結びつけ、すぐに取り組むことが可能な品質管理手法も紹介されている。
感想ですがソフトウエアは最終的にはユーザー、保守者が納得する品質を構築するもの。品質を目に見える形にし、制御可能にする手段のひとつとして「モデリング」が存在するんだということがこの本で理解できました。
即、活用! 2005-05-08
本書に載っている技を実際に使ってみると、
自分が書いたモデルが合ってるんだか間違ってるんだかよく分からない、という
’もやっと感’がかなり解消されると思います。モデリング以外のスキルアップのヒントも満載で、オトクな1冊です。
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この記事は2006/5/17に作成しました。
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